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　【台北時事】ロイター通信は１４日、米国と台湾の海軍が４月に西太平洋で非公開の共同訓練を実施したと報じた。台湾国防部（国防省）は１４日の記者会見で「不測の事態に備え、海軍は（他国艦艇との）遭遇時の行動規範に則して訓練をしている」と説明するにとどめた。
　ロイターは複数の関係者の話として、フリゲート艦や補給艦を含む米台双方の軍艦が数日間にわたり、通信や給油などの訓練を実施したと伝えた。非公式の訓練であることが暗黙の了解になっているという。
　国防部は会見で、海上での不測の事態防止や紛争への発展阻止に向けた「海上衝突回避規範（ＣＵＥＳ）」に協力していると説明。「海軍は日常的に他国の艦艇と意思疎通を図り、状況に応じて訓練をしている」と強調した。