新型ICBM、開発に遅れ=費用も見積もり超過―米国防総省 2024年07月09日 07時42分

米国防総省=バージニア州アーリントン(EPA時事)
米国防総省=バージニア州アーリントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】米国防総省は8日、老朽化している大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3」の後継として開発中の新型ICBM「センチネル」について、当初の開発予定よりも数年遅れる見込みだと発表した。費用も見積もりを超過していると明らかにした。
 センチネルは核兵器を搭載可能な弾道ミサイルで、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機と並ぶ米国の核抑止力の3本柱の一つ。米国は核戦力の近代化を進めているが、計画は大きく遅れそうだ。 

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