ウクライナ交渉、今冬開始も=ポーランド首相言及、関与に意欲 2024年12月10日 23時55分

 【ベルリン時事】ポーランドのトゥスク首相は10日の政府会合で、ロシアの侵攻を受けるウクライナを巡る和平交渉について「まだ疑問符が付くが、今冬にも始まる可能性がある」と述べた。ロイター通信が伝えた。ポーランドは来年1月、持ち回りの欧州連合(EU)議長国に就くことから、交渉の際には一定の役割を担うことに意欲を示した。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は9日のビデオ演説で、ウクライナと欧州の安全保障について議論する会合を近く開催する考えを示し、「大事なのは政治的な連携だ」と強調した。独仏英伊ポーランドなどの参加を見込んでいるという。 

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