「在留日本人に指導せよ」=中国外務省 2025年05月14日 19時20分

【北京時事】50代の日本人男性がスパイ活動を行ったとして中国・上海の裁判所で懲役12年の判決を受けたことを巡り、中国外務省の林剣副報道局長は14日の記者会見で、日本側が在留邦人に対し「中国の法律を順守し、犯罪活動に関わらないよう指導すべきだ」と述べた。
男性は2021年12月に上海市内で中国当局に拘束され、今月13日に判決を受けた。中国はスパイなど国家安全に関わる案件について詳細を明らかにしていないが、林氏は「司法機関が法にのっとり厳格に手続きしている」と主張した。