日本でも「火垂るの墓」配信=世界で反響、待望の声受け―米ネトフリ 2025年05月15日 16時52分

米動画配信大手ネットフリックスのロゴマーク(EPA時事)
米動画配信大手ネットフリックスのロゴマーク(EPA時事)

 【シリコンバレー時事】米動画配信大手ネットフリックスは14日、スタジオジブリのアニメ映画「火垂るの墓」(1988年)を7月15日から日本で配信すると発表した。昨年から日本を除く190以上の国・地域で独占配信されて大きな反響を呼んでおり、日本国内でも配信開始を待ち望む声が出ていた。
 同社は、2020年から世界でジブリ作品を配信しているが、日本国内で配信するのは初めて。コンテンツ部門幹部の坂本和隆氏は「不朽の名作を日本の視聴者にこそ、ぜひ見てほしいと考えていた。配信がかなったことをうれしく思う」とコメントした。
 「火垂るの墓」は故野坂昭如氏の短編小説が原作で、故高畑勲氏が監督を務めた。ネットフリックスは昨年9月16日に配信開始。配信初週に映画・非英語部門の週間世界ランキングで7位に入り、日本でも話題となった。 

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