幹線道路に20人の遺体=麻薬組織の抗争関連か―メキシコ 2025年07月01日 14時18分
【サンパウロ時事】メキシコからの報道によると、北西部シナロア州の幹線道路で6月30日、20人の遺体が見つかった。一部の遺体は頭部が切断されるなどしており、麻薬密売組織の抗争が関連している可能性があるという。
現場は州都クリアカン。検察によれば、路肩に放置された車両の中から16体が発見され、付近の陸橋では頭部のない4体が逆さ吊りされていた。いずれも銃で撃たれた痕跡が残っていた。
同州を拠点とするメキシコ最大級の麻薬密売組織「シナロア・カルテル」では最近、内部抗争が激化。抗争に絡んで1200人以上が死亡している。