ウクライナ攻撃・炎上背景に動画=ロシア、投稿の若者に罰金5万円 2025年08月05日 07時30分

ロシア南部ソチでウクライナのドローン攻撃を受けた石油貯蔵施設で行われる消火活動=3日のプロシュニン・ソチ市長のテレグラムより(AFP時事)
ロシア南部ソチでウクライナのドローン攻撃を受けた石油貯蔵施設で行われる消火活動=3日のプロシュニン・ソチ市長のテレグラムより(AFP時事)

 ロシア南部の保養地ソチで3日、ウクライナのドローン攻撃で炎上する石油貯蔵施設を背景に映像を撮影し、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に投稿した3人が警察に拘束された。裁判所は4日、うち1人に罰金3万ルーブル(約5万5000円)を言い渡した。戦時下のロシアでは、ドローン攻撃や防空システムに関する情報を公にする行為は違法。
 3人は中部ニジニタギルから職探しに訪れた19~21歳の男女。裁判所によると、罰金刑となった1人は警察の調べに「酒に酔っていた」と供述した。 

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