月面原子炉計画前倒しか=NASAが「30年」目標―報道 2025年08月05日 14時09分

米航空宇宙局(NASA)のダフィー暫定長官=5月28日、ワシントン(AFP時事)
米航空宇宙局(NASA)のダフィー暫定長官=5月28日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米政治専門紙ポリティコは4日、米航空宇宙局(NASA)が「2030年代前半まで」としていた月面での原子炉建設計画の前倒しを今週発表すると報じた。NASAは継続的な月探査に向け、原子炉の建設を検討してきた。
 同紙によると、NASAのダフィー暫定長官(運輸長官を兼務)は、30年までに月に向けて原子炉を打ち上げることを目指し、民間企業に案を募集するよう指示を出す。ダフィー氏はまた、老朽化が進む国際宇宙ステーション(ISS)に代わるステーションを30年までに軌道に投入する計画も指示するという。 

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米航空宇宙局(NASA)のロゴマーク(AFP時事)
米航空宇宙局(NASA)のロゴマーク(AFP時事)

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