IAEA、イランと協議=協力停止後初、再開を模索 2025年08月12日 17時49分

 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のアパロ事務次長(保障措置担当)は11日、テヘランでイランのガリババディ外務次官と会談した。イランメディアが伝えた。イスラエルと米国による攻撃を受けてイランがIAEAとの協力を停止した後、高官の接触が確認されたのは初めて。核監視に関する新たな協力の形について協議したもようだ。
 ガリババディ氏は会談後、「新たな状況下で、イランがIAEAとどのように関わるべきか話し合った」と述べ、協議を継続する意向を示した。イラン側代表団には原子力庁の高官も加わった。 

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