開催地はアラスカ州アンカレジ=米ロ首脳会談、外相が準備協議 2025年08月13日 05時35分

ロシアのプーチン大統領(左)とトランプ米大統領(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領(左)とトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】レビット米大統領報道官は12日の記者会見で、米アラスカ州で15日に予定されている米ロ首脳会談が、州の最大都市アンカレジで開かれると発表した。両国の外相はロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢が主なテーマとなる会談の準備のため、電話協議を行った。
 レビット氏は会見で、首脳会談はロシアのプーチン大統領が開催を求め、トランプ大統領が応じたと説明した。トランプ氏側近のウィトコフ中東担当特使が6日にモスクワを訪れ、プーチン氏と会談した際に打診されたという。
 レビット氏は会談目的について「(ウクライナでの)戦争をどう終結できるか理解を深めるためだ」と説明。プーチン氏との直接対話は、トランプ氏にとって終結に向けた「最良の指針となる」と強調した。
 一方、米国務省報道官は12日の記者会見で、ルビオ国務長官とロシアのラブロフ外相が電話会談したと発表した。両外相は首脳会談の地ならしを行った形で、米側によると、会談の成功に向けて双方の決意を確認した。 

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