トランプ氏、健康不安流布にぼやき節=記者団に精力アピール 2025年09月06日 14時14分

トランプ米大統領=2日、ワシントン(AFP時事)
トランプ米大統領=2日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は5日、インターネット上で先週末に自身の死亡説などが流れたことを踏まえ、「最後に私が休みを取った時、『悪いことが起きた』と言われた」と改めて不満を漏らした。この日はホワイトハウスで約1時間20分にわたり記者団とやりとりし、「これほどの透明性はかつてなかった」と精力的であることをアピールした。
 トランプ氏は8月26日にメディアの前で3時間以上の閣議を開いた後、9月2日まで記者団の前で長時間話す機会を設けなかった。これより先にトランプ氏の手の甲にあざが確認されていたこともあって健康不安が取り沙汰され、同氏は2日に「フェイクニュースだ」と強調していた。
 5日も自らこの話題を取り上げ、バイデン前大統領は1年近く記者会見を開かなかったのに話題になることはなかったなどとぼやいた。 

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