プーチン氏側近が退任=ウクライナ侵攻反対、左遷か 2025年09月18日 06時34分

ロシアのプーチン大統領(左)とコザク大統領府副長官=2011年8月、北西部サンクトペテルブルク郊外(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領(左)とコザク大統領府副長官=2011年8月、北西部サンクトペテルブルク郊外(AFP時事)

 ロシア紙RBK(電子版)は17日、プーチン大統領の旧知の最側近として知られた大物政治家、コザク大統領府副長官が退任すると伝えた。コザク氏はロシアによる侵攻前にウクライナ問題を担当。米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、政権中枢でほぼ唯一、侵攻に反対していた。プーチン氏に遠ざけられたと受け止められており、事実上の左遷の可能性がある。
 プーチン氏は8月下旬、コザク氏が所管した大統領府の部局を解体する命令に署名した。コザク氏は北西連邦管区大統領全権代表に転出するとも一部で報じられた。RBKによれば、コザク氏は経済界の要職を打診されているという。 

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