英国王が晩さん会主催=米大統領迎え、友好祝う 2025年09月18日 07時29分

【ロンドン時事】英ロンドン西郊ウィンザー城で17日夜(日本時間18日未明)、英国を国賓訪問中のトランプ米大統領夫妻を迎えてチャールズ国王主催の晩さん会が開かれた。王族のほか、政財界から約160人が出席。豪華なディナーを前に両国の友好を祝った。
トランプ氏は国王とキャサリン皇太子妃、メラニア夫人はカミラ王妃とウィリアム皇太子の間にそれぞれ着席。スターマー英首相やルビオ米国務長官のほか、「メディア王」ルパート・マードック氏、米オープンAIのアルトマン最高経営責任者(CEO)、米半導体大手エヌビディアのフアンCEOらも出席した。
冒頭、国王が「われわれは共通の言葉と伝統で結び付いている。絆は並外れている」と友好関係を強調。「欧州が圧制に再び脅かされる中、侵略を阻止し平和を守るため、(ロシアの侵攻を受ける)ウクライナ支援で団結する」と表明した。トランプ氏が就任以来、複数の紛争の和平交渉を仲介してきたことにも触れ「最も解決困難な幾つかの紛争の打開策を見つけるための個人的献身」に賛辞を贈った。
トランプ氏は演説で「(2度目の国賓訪問は)私の人生で最高の名誉の一つだ。あなた(国王)とあなたの国に敬意を払いたい」と謝意を表明。「米英関係は永続的で尊い。決して壊れず、掛け替えのないものだ」と緊密さをアピールした。
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