１１日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発１０年物国債の流通利回りが０．８６０％に上昇した。これは２０２３年１１月１４日以来、約５カ月ぶりの高水準。
米長期金利の上昇を受け、東京市場でも国債を売る動きが強まった。また、外国為替市場で１ドル＝１５３円台まで円安が進行。市場関係者の間で、日銀による追加利上げが前倒しされるとの見方が意識されたことも金利上昇圧力となっている。
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