長期金利上昇、一時0.980%=11年ぶり高水準 2024年05月21日 10時46分
21日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債(374回)の流通利回りが一時、0.980%に上昇(債券価格は下落)した。2013年5月以来、約11年ぶりの高水準。
債券市場では日銀が国債買い入れを本格的に減額するとの観測から、このところ国債を売る動きが加速している。また、最近の円安進行への対応として、日銀が最新の景気予測を公表する7月の金融政策決定会合で、「利上げに踏み切るとの思惑も広がっている」(外資系証券)という。