米景気「ほぼ変わらず」=判断維持―FRB報告 2025年10月16日 06時17分
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を発表した。経済活動は9月の前回報告から「ほぼ変わらなかった」との認識を示した。前回の景況判断が維持された形だ。
ただ、経済成長の先行き見通しについては「地区や産業分野によってさまざまだった」と指摘。一部企業は今後6~12カ月の需要増を見込んでいたが、その他の多くは「不透明感の高まりに事業が圧迫されると引き続き予想している」とした。