パプア地滑り、避難者支援が急務=発生1週間で首相現地入り 2024年05月31日 18時04分
【シドニー時事】南太平洋のパプアニューギニアで大規模な地滑りが発生してから31日で1週間が経過した。崖崩れは今も続き、避難を余儀なくされた住民への支援が急務となっている。マラペ首相は同日、初めて被災地入りし、支援と復興に全力を挙げる考えを示した。
マラペ氏は集まった住民に対し、災害の緊急対応のため2000万キナ(約8億1000万円)を投じると表明。現地入りが遅れたことを陳謝した上で、「つらい時に国は皆さんと共にある」と語った。