砲撃訓練再開は「挑発行動」=与正氏、韓国に反発―北朝鮮 2024年07月08日 09時19分
【ソウル時事】北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長は7日付の談話で、韓国が南北軍事合意の効力停止に伴い、海上や地上の境界線付近で砲撃訓練を再開させたことに「緊張激化の挑発行動だ」と反発した。朝鮮中央通信が8日伝えた。
与正氏は日米韓3カ国が6月末に実施した合同軍事演習「フリーダム・エッジ」についても批判し、朝鮮半島に「『戦争エネルギー』が蓄積され、爆発寸前だ」と主張。韓国の動きが宣戦布告と判断されれば、「憲法がわれわれの武力に与えた使命と任務は直ちに遂行される」とけん制した。