反政府・反移民で極右主導デモ=「愛国」呼び掛け―英ロンドン 2025年09月14日 05時53分

【ロンドン時事】英ロンドンで13日、極右活動家が主導する大規模デモが行われた。警察発表では、約11万人が参加。英国旗やイングランド旗を掲げ、反スターマー政権、反移民のスローガンを叫びながら市内を練り歩いた。英紙ガーディアンは「近年最大の極右デモ」としている。
報道によると、反イスラムを唱える極右政治団体「イングランド防衛同盟」の創設者トミー・ロビンソン氏が企画した。市中心部の通りは「移民・難民を国に返せ」などと書かれたプラカードを掲げる人々の波で埋め尽くされた。
中には10日に銃撃されて死亡した米保守活動家チャーリー・カーク氏の遺影を掲げる人も。ロビンソン氏は動画で「愛国主義と国境(を守ること)が(国家の)未来だ。革命が始まった」と表明した。