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　【北京時事】中国商務省の何詠前報道官は５日の記者会見で、レアアース（希土類）の輸出規制について「国際的な慣行を踏まえて実施した」と正当化した。輸出審査を通過したものは「承認する」と強調したが、審査期間は明らかにしなかった。
　中国は米国との貿易摩擦が激化した４月上旬、自動車のモーター製造に不可欠なジスプロシウムなど一部レアアースの輸出規制を強化。これに伴って輸出が大幅に滞っているとみられ、自動車工場の操業が止まるなど影響が広がっている。
　何氏は「法律に基づき、軍民両用品の輸出を審査している」と説明。外務省の林剣副報道局長も同日の記者会見で「特定国を狙い撃ちにしていない」と主張した。