リトアニア首相が辞意=EU補助金不正疑惑 2025年07月31日 23時27分

 【ベルリン時事】バルト3国のリトアニアのパルツカス首相は31日、自身に対する欧州連合(EU)補助金の不正利用疑惑を受けて、辞意を表明した。地元メディアが伝えた。パルツカス氏は連立政権を主導している社会民主党の党首も辞任する。党は後任の選定を急いでいる。
 報道によると、パルツカス氏親族の会社はEUから電気自動車(EV)の充電インフラ支援の補助金を受け、同氏が共同所有する会社から14万5000ユーロ(約2500万円)で充電機器を購入した。捜査当局は31日、この問題に絡み、親族の会社を家宅捜索した。 

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