米特使、1日にガザ訪問=食料センター設置で視察 2025年08月01日 05時15分

【ワシントン時事】レビット米大統領報道官は31日、ウィトコフ中東担当特使が8月1日にパレスチナ自治区ガザを訪問すると発表した。ハッカビー駐イスラエル大使も同行する。トランプ大統領が表明した「食料センター」の設置に向け、現地を視察するのが目的だという。
ガザを巡っては、イスラエル軍がイスラム組織ハマスの掃討作戦を続け、飢餓による死者が増加するなど人道状況が悪化。医療物資も極度に不足している。トランプ氏は31日、SNSへの投稿で「ガザの人道危機を最も早く終結させる方法は、ハマスが降伏し、人質を解放することだ」と主張した。
ウィトコフ氏はガザ停戦交渉を仲介してきた。31日にイスラエルに到着し、ネタニヤフ首相と会談した。ハッカビー氏はパレスチナに対する強硬姿勢で知られている。