台湾総統、元英首相と会談=対中国で連携アピール―台北 2025年08月05日 17時40分

【台北時事】台湾の頼清徳総統は5日、台北の総統府でジョンソン元英首相と会談し、「英国と協力を強化し、国際社会に貢献することを心から望む」と訴えた。総統府が発表した。ジョンソン氏は「英国は台湾と共に立つ」と応じ、中国をにらんで連携をアピールした。
ジョンソン氏は「中国の台湾いじめに正当性はない。台湾併合の企ては永遠に成功しない」と強調。頼氏は、ジョンソン氏が議長を務めた2021年の先進7カ国首脳会議(G7サミット)の首脳宣言が「台湾海峡の平和と安定の重要性」に初めて言及したことに謝意を示した。