OPECプラス8カ国、自主減産終了へ=55万バレル増産―9月 2025年08月03日 21時32分
【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」の有志8カ国は3日、オンラインで会合を開き、9月の生産方針について、日量54万7000バレル増産することを決めた。増産は6カ月連続。これにより、8カ国が実施してきた同220万バレルの自主減産は解消され、生産拡大に転じる。
8カ国はサウジアラビアやロシア、イラクなど。世界経済の先行き見通しが安定していると判断し、米国やブラジルが生産を拡大する中、価格維持より供給拡大を優先する方針に転換した。