年内の武装解除を協議=ヒズボラ反発でまとまらず―レバノン 2025年08月08日 08時34分
【カイロ時事】ロイター通信は7日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに関し、今年中の武装解除を目指す工程案を米国がレバノン政府に提示したと報じた。レバノン政府は7日、閣議で同案を協議したが、ヒズボラ側が反発。実現できるかは不透明だ。
地元メディアによると、政権内のヒズボラの閣僚らが閣議を途中退席した。詳細が詰められず、武装解除やイスラエル軍のレバノン撤退など、米国案が掲げる「目標」を承認するにとどまった。