韓国、日本向けコメ輸出急増=今年上半期、過去最高 2025年08月10日 16時54分

ソウル近郊に広がる田んぼ=10日、韓国京畿道坡州
ソウル近郊に広がる田んぼ=10日、韓国京畿道坡州

 【坡州(ソウル近郊)時事】日本でのコメ価格高騰を受け、韓国産コメの日本への輸出が急増している。韓国農水産食品流通公社によると、2025年1~6月の輸出量は416トンで、過去最多となった。
 日本への輸出はこれまで少なく、最多だった12年でも16トンだったが、今年上半期だけで12年の26倍に達した。日本への輸出には1キロ当たり341円の関税がかかるが、日本の国産米の高騰により、同等の価格で販売できるようになったことが輸出急増の要因だ。
 韓国の農協は、日本で5キロ4000円台で韓国産のコメを販売する。韓国のコメは日本で主に食べられている短粒種のジャポニカ米。コシヒカリなど日本由来の品種も生産されている。 

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