プーチン氏、中国主席と接触=米ロ首脳会談「詳しく」説明 2025年09月01日 07時54分

8月31日、中国・天津で上海協力機構(SCO)首脳会議開幕に当たり習近平国家主席(右)の出迎えを受けるロシアのプーチン大統領(EPA時事)
8月31日、中国・天津で上海協力機構(SCO)首脳会議開幕に当たり習近平国家主席(右)の出迎えを受けるロシアのプーチン大統領(EPA時事)

 【天津時事】ロシアのプーチン大統領は8月31日、中国・天津で開幕した上海協力機構(SCO)首脳会議で、習近平国家主席と言葉を交わした。ロシア国営タス通信がウシャコフ大統領補佐官(外交担当)の話として伝えた。9月2日に北京で、今年5月にモスクワで行って以来となる本格的な中ロ首脳会談を控えており、短時間のやりとりにとどまったとみられる。
 プーチン、習両氏の接触は、先の米ロ首脳会談後初めて。ウシャコフ氏によると、プーチン氏は習氏に対し、8月15日に米アラスカ州で実施したトランプ米大統領との会談について「詳しく」説明したという。米ロの接近と関係正常化に向けた動きに関し、中国側が抱いている懸念の払拭に努めたもようだ。 

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