韓国大統領、「北朝鮮は核兵器十分に確保」=ICBM開発最終段階 2025年09月26日 09時51分

【ソウル時事】韓国の李在明大統領は米東部時間25日、「北朝鮮が体制の維持に必要な核兵器を既に十分に確保したとみられる」と表明した。核弾頭を搭載し米国に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発は大気圏再突入技術を残すのみで、最終段階にあるとの見方を示した。
米ニューヨーク証券取引所で投資家向けの説明会を開き、安全保障上のリスク解消を強調した。北朝鮮が核兵器の製造を続け、「放置すれば毎年15~20個の核爆弾が増える恐れがある」と指摘。「懸念されるのは他国への輸出の可能性だ」と述べ、「核・ICBMの開発や輸出を止めるだけでも安保上の利益がある」と主張した。