米、G20改革に意欲=経済強化を優先議題に 2025年09月26日 11時36分

25日、ニューヨークの国連本部で開かれた20カ国・地域(G20)外相会合に出席した岩屋毅外相(前列中央)(外務省提供・時事)
25日、ニューヨークの国連本部で開かれた20カ国・地域(G20)外相会合に出席した岩屋毅外相(前列中央)(外務省提供・時事)

 【ニューヨーク時事】20カ国・地域(G20)外相会合が25日、ニューヨークの国連本部で開かれた。フッカー米国務次官(政治担当)は、来年米国が議長国を務めるG20の改革を推進し、世界経済の強化を優先議題に掲げることを目指すと表明した。
 フッカー氏はG20の本来の役割について、「差し迫った世界経済の課題に立ち向かい、繁栄のための条件を整える狙いがあった」と指摘した。その上で、ジェンダーや多様性への配慮などにまで議題が拡大したと批判。「経済を直接強化し、国民に利益をもたらす優先事項に集中する」と強調した。 

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