「関係進展へ最善尽くす」＝新駐日韓国大使が着任 2025年09月26日 12時32分
【ソウル時事】韓国の李赫・新駐日大使（６７）が２６日、着任した。李赫氏は羽田空港で記者団の取材に応じ、「李在明政権の初期に醸成された韓日友好協力関係のムードを生かし、両国関係が後戻りせず、より進展できるよう最善を尽くしたい」と意気込みを語った。
韓国で「歴史問題で穏健」とされている石破茂首相の退任後について記者から問われると、「歴史問題では韓国政府の立場に沿って対応するのは当然だ」とする一方、「全般的な対日関係の発展に影響を及ぼさないよう対応していくことが大使としての仕事だ」と強調した。「どの方が日本の指導者になっても、韓日間の協力と交流を進めることに異議はないだろう」とも述べた。
李赫氏は１９８０年に外務省に入省し、アジア太平洋局長や駐日公使などを歴任。過去に３度の日本勤務経験があり、日本通として知られる。２０２３年７月からは日韓交流を推進する団体「韓日未来フォーラム」の代表を務めていた。
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