北朝鮮、中国国慶節で祝電=正恩氏「親善深化は不動の立場」 2025年10月01日 08時43分
【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、中国の国慶節(建国記念日)に合わせ、金正恩朝鮮労働党総書記が習近平国家主席に祝電を送ったと伝えた。正恩氏は「国際情勢が変化しても、伝統的な朝中親善を絶えず深化、発展させることはわが党と政府の確固不動たる立場だ」とつづった。
正恩氏は、9月に北京で行われた「抗日戦争勝利80周年」記念行事に触れ、「(中国の)国力と国際的地位を誇示する機会となった」と強調。約6年ぶりの正恩氏と習氏の会談を受け、冷え込みが指摘されてきた中朝関係改善の動きが本格化しており、祝電は昨年の国慶節時より長文となっている。