ケニア元首相、インドで突然死=80歳、散歩中倒れ意識戻らず 2025年10月15日 19時48分

ケニアのライラ・オディンガ元首相=2023年3月、ナイロビ(AFP時事)
ケニアのライラ・オディンガ元首相=2023年3月、ナイロビ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】ケニア元首相で野党指導者のライラ・オディンガ氏が15日、訪問先のインドで死去した。80歳だった。インドメディアによると朝の散歩中、心停止に見舞われた。
 オディンガ氏は、南部ケララ州にあるインド伝統医学「アーユルベーダ」医院に滞在。医院の敷地内を家族らと歩いていたところ、突然倒れ込んだ。すぐに近くの病院に搬送されたが、意識が戻らなかった。
 オディンガ氏はケニア西部の有力部族ルオ族出身で、初代副大統領を父に持つ。2008~13年に首相を務めた。大統領選には計5回出馬したが、いずれも落選した。
 インドのモディ首相はX(旧ツイッター)に「非常に優れた政治家であり、インドの大事な友人だった」と投稿し、死を惜しんだ。 

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