対イラン制裁復活「認めない」=安保理議長国就任で会見―ロシア国連大使 2025年10月02日 07時33分
【ニューヨーク時事】ロシアのネベンジャ国連大使は1日、対イラン国連制裁の復活について「認めていない」と強調し、制裁を履行しない考えを示した。ロシアが今月の安保理議長国に就任したのに際し、ニューヨークの国連本部で記者会見した。
対イラン国連制裁は2015年核合意の「スナップバック」と呼ばれる規定によって、9月末に復活した。ネベンジャ氏は制裁復活の手続きを進めた英仏独を「外交的解決の道を放棄した」と批判。制裁を科す国とそうでない国があることで「問題が生まれるだろう」と警告した。