財務相にレスキュール氏=外相ら大半留任で批判―仏新内閣 2025年10月06日 06時59分

フランスの新内閣で経済・財務相に任命されたロラン・レスキュール元産業担当相=2024年2月、パリ郊外(AFP時事)
フランスの新内閣で経済・財務相に任命されたロラン・レスキュール元産業担当相=2024年2月、パリ郊外(AFP時事)

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は5日、ルコルニュ首相(39)率いる新内閣の閣僚を任命し、最優先課題の予算案を担当する経済・財務相に側近のロラン・レスキュール元産業担当相(58)を起用した。ただ、バロ外相ら大半の閣僚は留任。9月に下院の不信任で総辞職に追い込まれたバイル前内閣とほぼ同じ顔ぶれで、野党のほか、閣内からも批判の声が上がっている。
 ルコルニュ氏は7日に下院で所信表明演説を行う予定。新内閣は少数連立与党で、野党の左派と極右が共闘すれば、月内にも不信任を突き付けられる可能性がある。 

海外経済ニュース