新首相、48時間以内に任命へ=総選挙のリスク後退―仏 2025年10月09日 07時26分

【パリ時事】フランスのルコルニュ首相は8日、国営テレビのインタビューで、少数与党の新内閣総辞職に伴う解散・総選挙のリスクが後退し、「マクロン大統領は48時間以内に(新)首相を任命できる」と述べた。混乱収拾に向けて7、8両日に与野党幹部と会談し、意向を探っていた。
ルコルニュ氏は「下院の過半数は解散拒否だ」と指摘。マクロン政権の打倒が狙いの極右と急進左派以外は「安定を望み、年内に(2026年)予算を成立させたいと考えている」と強調した。AFP通信によると、大統領府もマクロン氏が48時間以内に新首相を任命すると確認した。