ガザ合意でイスラエルけん制=「国際社会は違反阻止を」―イラン 2025年10月09日 23時52分
【イスタンブール時事】イラン外務省は9日、イスラエルとイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザ和平案の第1段階に合意したことを受けて声明を出した。「国際社会は占領政権(イスラエル)による約束違反を防ぐ責任がある」と訴え、イスラエルをけん制した。
声明は、イランは「パレスチナ人民の合法的な抵抗の支持者」として、「シオニスト政権(イスラエル)とその支持者に虐殺中止とガザ撤退の圧力をかけてきた」と主張。全ての当事者に対し、「シオニストによる欺瞞(ぎまん)と違反に注意するよう呼び掛ける」と強調した。