中国首相、正恩氏と会談=友好関係強化を確認 2025年10月10日 05時29分

【北京時事】中国国営新華社通信によると、李強首相は9日、訪問先の北朝鮮で金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。李氏は「中朝の伝統的友好関係の発展は、中国の揺るぎない方針だ」と伝え、両国間の戦略的意思疎通とハイレベル交流の継続を確認した。
正恩氏は「朝中関係は壊れない。両国の関係強化は互いの利益にかない、地域の平和と安定に貢献する」と指摘し、中国側と「多国間協力」を推進していきたいと語った。北朝鮮との軍事連携を深めるロシアを交えた3カ国協力が念頭にあるとみられる。