米上院、国防権限法案を可決=政府閉鎖中に妥協成立 2025年10月10日 14時12分
【ワシントン時事】米上院は9日、2026会計年度(25年10月~26年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案を超党派の賛成多数で可決した。共和、民主両党の対立でつなぎ予算案成立のめどが立たず、政府機関の一部閉鎖が続く中、国防権限法案では妥協が成立した。
上院が可決した予算総額は約9247億ドル(約141兆円)。下院も9月に同法案を可決したが、内容が異なるため、今後は両院間で調整を進める。投票では賛成が77票、反対が20票だった。