戦後80年所感を「注視」=中国 2025年10月11日 17時05分
【北京時事】中国外務省の報道官は11日、石破茂首相が10日に発表した戦後80年の所感について、「注視している」とコメントした。時事通信の取材に答えた。所感で過去の植民地支配や侵略に直接言及がなかった点に関して目立った非難はしなかった。
報道官は「歴史の教訓を真摯(しんし)にくみ取り、侵略の歴史を覆い隠す行為と決別し、実際の行動でアジア近隣諸国や国際社会の信頼を得るよう希望する」と強調した。