米ウクライナ首脳が電話会談=ミサイル供与巡り協議と報道 2025年10月12日 06時08分

トランプ米大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事)
トランプ米大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事)

 トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が11日、電話会談した。米ニュースサイト「アクシオス」は関係筋の話として、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、モスクワが射程に入る米国製巡航ミサイル「トマホーク」を供与できるか否かを話し合ったと伝えた。決定がなされたかどうかには触れていない。
 トランプ氏とゼレンスキー氏が言葉を交わすのは、9月23日の米ニューヨークでの対面会談以来。
 ゼレンスキー氏は電話会談後、通信アプリ「テレグラム」で、やりとりは「良好かつ非常に生産的だった」と指摘。パレスチナ自治区ガザの和平案合意に触れ、仲介したトランプ氏に「祝意」を示した上で、中東地域の戦争を止められるならば「ロシアがもたらした戦争などにも終止符を打てるはずだ」と強調した。 

海外経済ニュース