行政裁、慰安婦像撤去を支持=設置団体、応じない構え―ベルリン 2025年10月15日 06時35分

【ベルリン時事】ドイツの行政裁判所は13日、ベルリン市ミッテ区の管理する歩道上にある従軍慰安婦を象徴する少女像を巡り、区の撤去命令の差し止めを求めた韓国系市民団体の訴えを棄却した。同裁判所が14日発表した。像の設置は「違法状態」(区長)だが、団体側は撤去に応じない構えだ。
行政裁は、像は公共の場に長期的に設置する際の許可がない状態にあり、「設置を続ける権利を証明できなかった」と判断した。団体側は上訴するとみられる。
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