米FRB議長「職務に集中」=トランプ氏の圧力に屈せず 2025年07月02日 08時50分

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=6月24日、ワシントン(AFP時事)
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=6月24日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は1日、トランプ米大統領によるパウエル氏への度重なる批判に関し、「自らの職務遂行に専念している」と語った。トランプ氏の圧力に屈せず、金融政策の判断を行う姿勢を強調した。
 パウエル氏はポルトガルで行われた欧州中央銀行(ECB)主催の会合でパネル討論に参加。「雇用最大化、物価安定、金融安定こそ、われわれが100%集中していることだ」と述べると、会場から拍手が湧き起こった。
 討論に同席したラガルドECB総裁は、同じような立場に置かれれば、「パウエル氏とまさに同じ事をする」と述べ、「援護射撃」を行った。 

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