求人、1.22倍に低下=2カ月連続、失業率は横ばい―6月 2025年08月01日 08時38分

東京・新宿地区の横断歩道を渡る歩行者=6月4日(EPA時事)
東京・新宿地区の横断歩道を渡る歩行者=6月4日(EPA時事)

 厚生労働省が1日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント低下の1.22倍だった。低下は2カ月連続。食料品などの物価高騰を受けて、生活費のために新たに仕事を求める人が増えた。
 有効求人倍率は、ハローワークで仕事を求める人1人に対し、何人分の求人があるかを示す。有効求職者数は0.4%増、有効求人数は大口求人の減少などで1.2%減だった。
 総務省が同日発表した6月の労働力調査によると、完全失業率(同)は横ばいの2.5%。完全失業者数が前月と同水準の172万人、就業者数は5万人減少の6832万人だった。 

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