中国物価は横ばい=デフレ懸念根強く―7月 2025年08月09日 11時52分
【北京時事】中国国家統計局が9日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で横ばいだった。食品価格の値下がりを背景に前月から0.1ポイント低下。根強いデフレ懸念が改めて示された。
中国の物価に大きく影響する豚肉価格は前年同月比9.5%低下。マイナス幅は6月の8.5%から拡大した。卵の値段も11.2%の大幅な値下がり。価格変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアインフレ指数は0.8%の上昇だった。