景気動向指数、2.6ポイント低下=自動車輸出減響く―7月 2025年09月05日 14時17分

内閣府が5日発表した7月の景気動向指数(2020年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が113.3と前月比2.6ポイント低下した。自動車輸出の減少が響き、2カ月ぶりに悪化。下げ幅は24年1月(3.0ポイント低下)以来1年半ぶりの大きさだった。
基調判断は「下げ止まりを示している」に据え置いた。トランプ米政権による高関税政策が重しとなる中、内閣府は自動車や関連部品の落ち込みについて、「一時的なものか、今後も続くのかは分からない」(景気統計部)としている。