ラファ避難所再攻撃で21人死亡=ガザ当局主張、イスラエルは否定 2024年05月29日 07時15分

28日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファから立ち上る煙(AFP時事)
28日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファから立ち上る煙(AFP時事)

 【カイロ時事】ロイター通信は28日、パレスチナ自治区ガザ当局者の話として、イスラエル軍がガザ最南部ラファの避難所を再び攻撃し、21人が死亡したと報じた。一方、イスラエル軍は攻撃を否定。また、軍のラファへの空爆で26日、避難民ら45人が犠牲になった件については、「予期せぬ状況で火災が発生した」として、攻撃が被害の直接的な要因ではないとの見方を示した。
 報道によると、ガザ当局者は28日、イスラエル軍が避難先として指定したラファ西部のマワシ地区に、同軍の戦車が砲撃し、4発が着弾したと語った。死者のうち女性は12人。ただ、イスラエル軍は「マワシ地区を攻撃していない」とする声明を出し、報道を否定した。 

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