次期駐台代表にグリーン氏=現駐日首席公使―米 2024年05月29日 15時47分

米国在台協会(AIT)台北事務所長に就任するレイモンド・グリーン駐日首席公使=2023年7月、首相官邸
米国在台協会(AIT)台北事務所長に就任するレイモンド・グリーン駐日首席公使=2023年7月、首相官邸

 【台北時事】米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)は29日、サンドラ・オウドカーク台北事務所長(大使に相当)の後任として、今夏にレイモンド・グリーン駐日首席公使が就任すると発表した。グリーン氏は2021年7月~22年1月、駐日臨時代理大使も務めた知日派。
 米国は「一つの中国」政策を堅持し台湾と正式な外交関係がないが、台湾有事への懸念を背景に台湾との軍事、経済協力を急速に拡大している。グリーン氏は在日米国大使館に着任前、AIT台北事務所の副所長を務めた。AITは発表で「米国とインド太平洋との外交、経済、安全保障交流に尽力してきた」とグリーン氏を紹介した。 

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