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　【サンパウロ時事】ギャングによる暴力が横行しているカリブ海の島国ハイチで治安回復を担うケニアの警察隊第１陣が２５日、ハイチの首都ポルトープランスに到着した。
　ケニアは国連安保理決議に基づく「多国籍部隊」を主導。部隊にはアフリカ、カリブ海、欧州などの国々が参加し、総勢２５００人となる見通し。
　部隊派遣に関して資金と装備で最大約３億６０００万ドル（約５７５億円）の支援を行うと表明している米国のバイデン大統領は、声明で「ハイチ人が最も必要とする安心をもたらすだろう」と歓迎した。米国は部隊を派遣しない。