ロシアへの反撃、拡大示唆=侵攻2年半―ウクライナ大統領 2024年08月24日 18時51分

24日、キーウ(キエフ)にある戦死した軍人の慰霊施設で献花するウクライナのゼレンスキー大統領(手前)とオレナ夫人(同国大統領府提供)(AFP時事)
24日、キーウ(キエフ)にある戦死した軍人の慰霊施設で献花するウクライナのゼレンスキー大統領(手前)とオレナ夫人(同国大統領府提供)(AFP時事)

 【パリ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は、独立記念日とロシアによる侵攻開始から2年半の節目に当たる24日、ビデオ演説を公開した。ロシアに対する反撃は「早晩、あらゆる地点に及ぶだろう」と述べ、軍事施設などの標的を拡大する可能性を示唆した。
 ゼレンスキー氏は、ロシアが2年半前に国境を侵犯し、残忍な行為を繰り返してきたが、「われわれは抵抗し、敵兵を撃退した」と主張。ロシア西部への越境攻撃などで活路を開く考えを示し、「空爆で狙われた市民や、地下での勉強を強いられた子供たちのために報復する」と誓った。 

海外経済ニュース