渡辺真理さんにレガシー賞=ジャズ発祥地ニューオーリンズ―米財団 2024年10月15日 17時26分

一時帰国時にライブハウスでピアノを演奏した渡辺真理さん=4日、東京都内
一時帰国時にライブハウスでピアノを演奏した渡辺真理さん=4日、東京都内

 米南部ルイジアナ州ニューオーリンズ市にある世界的に有名なジャズのライブハウス「プリザベーション・ホール」の運営財団が、同市在住の日本人ピアニスト渡辺真理さん(59)へのレガシー賞授与を決めたことが15日、分かった。授賞式は16日。
 レガシー賞は、ジャズ発祥の地ニューオーリンズのジャズの伝統・文化の継承や発展に貢献したミュージシャンに贈られる。日本人が同賞を受賞するのは初めてとなる。
 渡辺さんは東京都生まれ。「早大ニューオルリンズジャズクラブ」の出身で、1985年にニューオーリンズ市に移住し、長年にわたり現地で演奏活動を続けてきた。94年からプリザベーション・ホールでも定期的にピアノを弾き、人気を集めている。
 渡辺さんは「39年間やってきて、多くの皆さんが受賞する価値があると言ってくれ、とてもうれしい。アジア人女性としても初めてと知らされており、各分野で多くのアジアの女性が続いてほしい」と語った。 

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